3Dプリンター出力 Flashforge Adventurer3 : Miele コーヒークリップ

家電メーカーのMieleが自社製品に使えるツール用のファイルをThingiverse (https://www.thingiverse.com/) にて公開しているので、さっそく出力してみました。

 

3D4Uというタイトルで公開していて(https://www.thingiverse.com/miele_3D4U/designs)

現在のところ10デザインが公開されています。

 

掃除機のアタッチメントなどもありますが、Mieleの製品は持っていないので、今回はこちらのコーヒークリップをつくってみました。

f:id:satoshiblog:20200530150805j:plain

 

私が持っている3DプリンタはAdventurer3で、スライサーは付属のFlashPrintになります。

 

まずは、サポート材の設定をします。

緑色の個所がサポートをつける場所で、駆動する場所にはつかないようにします。

f:id:satoshiblog:20200530153635j:plain

 

そのほかの設定は、デフォルトの印刷速度ではかなり早いので、6割程度の速度にして印刷しています。

f:id:satoshiblog:20200530155051j:plain

そのほかの設定はデフォルトだとサポートがはがしにくいことがあったので、サポートと造形物の間隔を"モデルのスペース(Z)"の項目を0.20mmから0.25mmに変更しています。

 

印刷はこのようにできました。

f:id:satoshiblog:20200530155840j:plain

 

 

その後サポート等をはがします。

ですが駆動部分を見るとデータ上には隙間が空いているのですが、溶けてくっついてしまっていました。

f:id:satoshiblog:20200530160605j:plain

 

力を入れてうまくはがれるかなと思ったのですが・・・

軸の部分が折れてしまいました。

f:id:satoshiblog:20200530160852j:plain

 

とりあえず、他の部分は問題なさそうなのでこれで使っていきたいと思います。

f:id:satoshiblog:20200530161944j:plain

 

後は同じ設定でふたを印刷して、

f:id:satoshiblog:20200530162602j:plain

 

コーヒーの袋に取り付けて、完成です。

やはり折れた軸がかなり不安定になってしまったので、ガムテープで固定しました。

次回はもう少し設定を調整して印刷してみたいと思います。

f:id:satoshiblog:20200530162814j:plain