3Dプリンター&Fusion360 サブディスプレイスタンド

先月からリモートワークをしているのですが、その際サブディスプレイが必要になり、出張用に使っているASUS MB168B+ ポータブルディスプレイを家でも使い始めました。

 

こちらのディスプレイは薄くて軽く、出張などにも持ち運べる便利なもので、ディスプレイケースがそのままスタンドになります。

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ですが、ケース自体がおよそ30cm×40cmの大きさで、机に置くディスプレイスタンドにしてはちょっと大きすぎるため、小型のディスプレイスタンドをつくりたいと思います。

 

今回はすぐスタンドが欲しかったのであまり凝らずに、ささっと作成します。

 

1.スケッチ作成

スタンドの断面をまずはスケッチします。

フィレットはスケッチの段階でつけていますが、押し出しした後につけてもいいかと思います。

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2.押し出し

後は押し出してデザインは完成です。

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3.3Dプリンターで出力

さっそく3Dプリンターで出力します。

使用機材はFDM方式のAdventurer3で、フィラメントはPLAです。

 

デザインする際に造形方向は決めながら作っていましたが、写真のように側面側をプリンターベットにつけます。

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出力結果はこんな感じで、多少糸引いている個所もありますが

自分で使う分には問題なくできたと思います。

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4.滑り止めをつける

このままでも使えるのですが、底面がつるつる滑りやすかったので、100均で滑り止めシートを買ってきました。

接着剤は家にあったプラスチックも接着できるボンドGクリヤーを使用しました。

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後はこれを適当な大きさに切ってボンドで裏面と表のディスプレイを置く場所に貼り付けます。

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ディスプレイを置いたところです。

横から見るとだいぶコンパクトになりました。

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今回はすぐスタンドが欲しかったので簡単に作りましたが、かなり使いやすかったです。

ただ、ディスプレイの角度は調整できないので、時間あるときに調整できるタイプも作りたいと思います。